Kiva.org:一人一人をつなぐ新しい融資の形 - ネットワーク管理者というお仕事
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Kiva.org:一人一人をつなぐ新しい融資の形

今日は今私が最も注目しているサイト”Kiva.org”を紹介します。
別に運営しているサイトでも紹介したサイトですが、このサイトの読者はビジネスマンの方が多いと思われますので内容を若干変えています。

 
    Kiva.org ” 

   kiva.jpg


Kivaは、銀行からの融資を受けられないような途上国の起業家と融資をしてもいいという先進国の個人とを仲介するサイト。
グラミン銀行の例で一躍有名になったマイクロファイナンスを”ネット上で”且つ”個人と個人との間で”実現したサイトと言えるでしょう。


Kivaの仕組みですが、

 1.融資を望む起業家が写真とプロフィール、事業計画、必要な金額といった情報をkivaに掲載。

 2.出資者はkivaに掲載されている起業家の情報を見て融資したい相手がいるか探す。

 3.融資したい人がいれば、LENDボタンを押し出資額を決め出資。
  なお、一人の出資者が全額を融資する必要はなく、1口25ドル(日本円にして現在約2900円)
  からの融資が可能。
  支払いはPaypalを利用する。Paypalの決済手数料は無料

 4.融資成立後、起業家は融資されたお金を使い事業を展開。
  設定した返済期間内にお金を返す。

 5.出資者は、返済状況や借り手の近況報告等をKiva上で確認出来る他、相手にメッセージを送る事も出来る


その他:
 ・kivaでは融資とは言え貸し手に利息は入ってこない。利息はサイトの運営費用等に当てられる。

 ・起業家とkivaとの間はフィールドパートナー(現地でマイクロファイナンスの活動をしている団体のようだ)が仲介する。
 
とまあこんな感じ。その他詳細はkiva.orgで確認して下さい。



このサイトを作ったのはTiVoのプログラマーだったマット・フラナリーさん。彼の妻のジェシカさんとアフリカを巡っていた際に、この仕組みを思いついたんだそうです。
帰国後、仕事の片手間で作成したこのサイト。当初は思ったように利用者が伸びなかったのですが、マットさんは特に気にもせず。それに怒ったジェシカさんが彼に決断を迫った結果、彼は会社を退社しkivaに専念することを決断したんだそうです(粋ですね~)。
その後、とある有名ブログに取り上げられた事を切っ掛けに爆発的にヒット、今や総貸付額は1000万ドルを超えるまでに成長しています。
パートナー企業も豪華。Paypalを始めYoutube、Google、Yahoo、Microsoftなど名だたる企業が並んでいます。それだけ今注目されている企業と言えるでしょう。

ちなみに恥ずかしい話ですが、私は先日放送されたNHKの番組で、初めてこのkivaというサイトの存在を知りました。
その番組で印象的だったのが、創業者のマットさんがはっきりとこれはビジネスだと言い切ったこと。その言葉には家族や会社を守っていくという責任の他、この仕組みを広く普及させ根付かせていこうという強い意思を感じました。
個人的にITやビジネスといった言葉に虚しさにも似た感情をもっていましたが考えを改めさせられました。
要はそれをどう使うか。
kivaは私にそれを示してくれたサイトです。

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