年金問題で思い出したこと - ネットワーク管理者というお仕事

ネットワーク管理者というお仕事

元ネットワーク管理者のブログ。最初はネットワーク管理を中心に書いていましたが、最近はユーザ寄りのお話が多めです

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ユーザーインターフェースを持つシステムやプログラムを設計する上で必ず考慮しなければならないのが、ユーザの入力ミスや操作ミス。基本中の基本と言われてしまえばそれまでですが、実際に設計してみるとこれらのミスは簡単には防げない事が分かります。

一番の問題点は人の慣れや過信、怠けといった心理的なもの。例えば良く見かける対策に、利用者が入力した文字を次の画面で表示して確認を求める、といったものがあります。勿論効果は大きいのですが、同じ作業を1日に何度も繰り替えすような場合はどうでしょう?いくら我慢強い方でも慣れるにつれチェックは次第に甘くなっていきますよね。また、入力ミスに対して入力者が何の責任も問われないとしたらどうでしょう。中には怠けて確認を怠る人も出てきますよね。

なお、ここで”何の責任も問わない”と書きましたが、入力したデータのチェックをする人間が居ない場合やチェックシステムが無い場合も同様です。

例えば、今回問題となった年金のデータ移行の場合はどうでしょう。担当者が名前を読み間違えて入力したとします。そもそも読み間違えている訳ですから、入力した文字を表示して確認を求めても担当者は正しいと判断してしまいますよね。予めシステム側に正しいデータが入力されている訳ではありませんので、システム側によるデータ照合も不可能です。このような場合、他者によるダブルチェックが有効ですが、ダブルチェックには人件費の問題が常につきまといます。入力するデータの量も膨大だったでしょうから、ダブルチェックをするとなると時間も掛かったでしょう。それにダブルチェックでも慣れや過信はありますから漏れは出てきます。

とまあ難しいという話ばかりを書いてしまいましたが、今回の年金問題の場合に関して言えば、データ移行完了時に全加入者に通知なり新しい年金手帳なり出していれば防げたのでは?と思っています。そうすれば加入者側が確認者の役割を果たしてくれますから。コストやシステム上の問題でもあったんですかね?

それとも組織上の・・・(ry












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